大勢の敵を駆逐し、残すはヴィルスール本人のみ
その状況を見たヴィルスールは
なにやら強大な力で魔法を唱えると
いままで上部を覆っていた建物を全て吹き飛ばしました
あまりの衝撃に倒れこむアリア
そこへ難を逃れたセラーナが駆け寄ります
セラーナに励まされ、なんとか気力を振り絞り立ち上がるアリア
すると、セラーナはバルコニーのようなところに逃げたヴィルスールを追いかけ走ります
そのセラーナを追って、奥のほうへと行くと
セラーナがヴィルスールに弓をよこせと詰問しているところでした
ヴィルスールに言われて、間近でその目を見てみると
セラーナと同じ瞳をしています
彼は、太陽神アーリエルの最高司祭でありながら、吸血鬼だったというのです
ヴィルスールが言うには、弟子であった新人から感染して吸血鬼にされ
アーリエルに見放された身になったのだと
吸血鬼って陽の光が苦手なわけで
今まで太陽神を崇めてた人が、太陽浴びると苦しむ=神に見捨てられたって
こっちの想像する以上に絶望的状況だったんだろうなあ
ヴィルスールはそこで、アーリエルを恨み復讐を決意
どういうロジックか現在不明ですが
そのアーリエルへの復讐に必要なのが、吸血鬼の血とアーリエルの弓だったのだと
口にします
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