残されたメッセージを読み、トロールを警戒しながら洞窟の奥へ
かなり暗くて見通しが利きませんが、かがり火の近くに居ました
トロールが二体
この距離ならいけると判断し、遠距離射撃でまずは一体に大ダメージ
あとは、うちの鉄砲玉ことセラーナが突進しデュラックさんがそれに追随する形で前進します
何なく倒し、ほかにもトロールがいないか警戒しながら先へ進むと
ひときわ明るい場所が見えてきました
先程までの血なまぐさい光景とは異なり
神聖で厳かな雰囲気が伝わってきます
そこで誰かが祈りを捧げているように見えます
こんな洞窟の奥に人がいるなんて…
すると、こちらに気付いたらしく向こうから話しかけてきました
その人は、アーリエルの騎士司祭・ギレボルと名乗りました
というか、お肌真っ白だなー!
いくら洞窟にいて日焼けしないからって、この白さは尋常ではありません
ギレボルが言うには、アーリエルとはスノーエルフの守護神であり
アカトシュもアーリエルの別名だと
ということは、ギレボル
あなたはスノーエルフなのか
スノーエルフってことはファルマー?
そう聞くと、ファルマーと呼ばれる邪悪なものとは違うので
スノーエルフだと答えてくれました
かつてアトモーラ大陸から渡ってきた古ノルド達との戦いに敗れたスノーエルフは
地下に逃げてドゥーマーを頼った結果、毒と人体改造で
皆ファルマーに変異したと思っていましたが
そうしなかった生粋のスノーエルフが生き残っていたんですね
ギレボルは我々がここに来た理由を、聞かずとも理解していました
彼は何千年もの間この礼拝所を守ってきたのですが
ここを訪れる者の用件は、みなアーリエルの弓だったそうです
さすがエルフは長生きだなあ
こちらとしては、話が早くて助かります
で、その手助けとは何か尋ねると
なんと、彼の兄弟にして最高司祭のヴィルスールを殺してほしい、と
話を聞くと、ヴィルスールは裏切られし者(ファルマーの事らしい)になにかされたらしく
ここを襲い居合わせた者を手当たり次第殺すという悪行をしでかしていました
ヴィルスールと裏切られし者たちは、最奥聖域まで攻め入り
今もそこに居ると推測されますが、ギレボルには祠を守る使命があり離れられないので
代わりを必要としていたのでした
なるほど、話はわかりました
で、祠ってどれ?
すると、疑問に答えるかのようにギレボルは太陽を模した像に力を込めました
すると、半円状の石造りの下から建物が現れ、祠が現れました
ここが彼の守護する祠だったんですね
本来、ここは新しい入信者を導く場所で
祠を順に巡ってそこで水を汲み、最奥聖域でその水を注ぐと最高司祭と面会する仕組みになっていました
確かに、面倒なのは事実だけど
あと少しでアーリエルの弓が手に入ると思っていたセラーナにしてみれば
計算が狂って面白くなさそう
まあまあ、ちと手間がかかりますが
ギレボルは他に方法はないと断言しています
これもアーリエルの弓を手に入れるためです
やってみましょう
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