ヴァレリカとセラーナ

ソウルケルンは目印向きの自然物が少ないのでけっこう方向感覚が狂い易いのですが
なるべく真っ直ぐに奥の方に見える大きなお城のような建物を目指します
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その建物は、近付くとなにやら障壁のようなものが張り巡らされており
それ以上近付くことはできなくなっていました

しかし、その障壁の向こう側には
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探していたセラーナの母・ヴァレリカの姿がありました

ソウルケルンでセラーナと再開するとは思っていなかったヴァレリカは大層驚いておりました
セラーナの無事を喜んだのもつかの間、矢継ぎ早に尋ねるヴァレリカ

最初は、ハルコンがセラーナを従えここに遣いとして送ったのかと思ったそうですが
セラーナがそれを否定すると
今度はハルコンがついに予言を読み解いてしまったのかと思ったそうです

セラーナはハルコンを止めるために、星霜の書を求めてここに来たと説明
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それはともかく、どう見ても同胞ではないアリアを連れており、かなり怪しまれました

目的達成のために保護者を装い、セラーナを騙しているのではとそれはもう怪訝そう

ヴァレリカは、どうも見ただけでアリアが吸血鬼狩り集団の一員だとわかるみたいです
眼力すごいな

彼女を傷つける意図は毛頭なく、守るために同行していると言うと
ようやく多少態度を軟化してくれました

ヴァレリカが言うには
セラーナを星霜の書と共に隠したのは、書を守らせる為ではなく
セラーナ本人を守る為だったと言います
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星霜の書にある予言には、”コールドハーバーの娘”が鍵となるとヴァレリカが知った為
そのようにしたのでした

コールドハーバーとは、デイドラ大公・モラグバルが支配する
オブリビオンにある一領域のことである

コールドハーバーの娘とは、モラグバルを信奉しその為に捧げられた名誉ある女性の生贄が
(大抵は死ぬが稀に生き残って)純血の吸血鬼となった状態を指す

ヴァレリカとセラーナは、そのコールドハーバーの娘であるという

予言を成就させない為に、予言を読み解くのに必要な星霜の書と
コールドハーバーの娘である二人が身を隠せばいい、とヴァレリカを考えたのでした

ともかく、ヴァレリカとしては吸血鬼ハンターのアリアにセラーナは任せられないと豪語します

しかし、セラーナはこれに反論します
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すると、ヴァレリカはカンカン

親心からした事とはいえ、娘本人に否定されるとつらいわな

セラーナは、あんな父親でも父だという事と、何の説明もなく母親の言う通りに従わせられた事
それがどれほどつらかったか察してほしい、と
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そして、叶わぬ夢であったとしても再び家族が一つになることを願っている
しかし、そうであっても父の暴走は止めなくてはいけないと訴えます
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娘が見せる感情の吐露に、母として胸を打たれたヴァレリカ
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セラーナを守る為にした事でしたが、彼女を深く傷つけてしまったことを気付かされ
ヴァレリカは謝り、考えを改めました

親子がわだかまりを解いたようで、本当によかった

さあ、いよいよ本題に入りましょう

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